ヤング・アダルト・ニューヨーク
ノア・バームバック監督、世代の異なるカップルの交流を描く
- 公開
- 2016/07/22(金)
- レイティング
- 監督
- ノア・バームバック
- 出演
- ベン・スティラー、ナオミ・ワッツ、アダム・ドライバー、アマンダ・サイフリッド
解説
ジョシュとコーネリアは、ミドルエイジの夫婦。ドキュメンタリー映画監督のジョシュは、8年も新作を完成していない。いつの間にか人生にも夫婦にも、何かが欠けてしまったと感じていた。そんな時、20代のカップル、ジェイミーとダービーと知り合い、クリエイティブに生きる彼らから刺激を受ける。時代に乗り遅れたくないとSNSに縛られる自分たちと違って、レトロなカルチャーを愛し、インスピレーションの沸くまま映像を撮ったりイベントを開催する彼らと付き合ううちに、2人は再びエネルギーを取り戻していくが・・・。
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ストーリー
- 「僕らは自由でありさえすればいい」──ブルックリンに暮らすドキュメンタリー映画監督のジョシュ(ベン・スティラー)と、映画プロデューサーのコーネリア(ナオミ・ワッツ)は、子どものいないミドルエイジの夫婦。友人のベビー自慢にうんざりしてそう語り合ったが、どこか負け惜しみに聞こえるのもわかっていた。高く評価された前作から8年、いつまでたっても新作を“編集中”のジョシュは、アートスクールの講師をしていた。ある日、聴講生の20代の夫婦に声をかけられる。夫のジェイミー(アダム・ドライバー)は監督志望で、ジョシュをリスペクトしていると熱く語り、“アイスクリーム職人”だという妻のダービー(アマンダ・サイフリッド)は、そんな夫を応援していた。作品を見てほしいと、ジェイミーの家に招待されたジョシュとコーネリアは、彼らの暮らしぶりに目を見張る。レトロな音楽と映画をLPレコードとVHSテープで収集し、家具は手作り。インスピレーションの沸くままに映画を撮り、イベントを開催し、まさに生活すべてがアートなのだ。初めは自分がドキュメンタリーの巨匠ブライトバートの娘だと知って近付いてきたのかと勘ぐっていたコーネリアも、彼らのユニークなセンスにすっかり心を奪われる。SNSに支配される生活で出不精になっていたジョシュはジェイミーと、ベビー連れの友人にイヤイヤ付き合っていたコーネリアもダービーと、誘われるままに街に繰り出すようになる。二人は日に日にエネルギーを取り戻し、マンネリだった夫婦の関係も刺激に満ちていく。しかし、ジェイミーの映画作りに巻き込まれ、思ってもみなかった人生の選択を迫られることになる──。
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キャスト
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ベン・スティラー、ナオミ・ワッツ、アダム・ドライバー、アマンダ・サイフリッド、チャールズ・グローディン、アダム・ホロヴィッツ
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スタッフ
- 監督:ノア・バームバック
[c] 2014 InterActiveCorp Films, LLC.
作品情報・予告編 提供:MOVIE WALKER PRESS