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女が眠る時

ビートたけし、西島秀俊ら、豪華日本人キャストが集結
公開
2016/02/27(土)
レイティング
PG12
監督
ウェイン・ワン
出演
北野武、西島秀俊、忽那汐里

解説

『スモーク』でベルリン国際映画祭銀熊賞を受賞したウェイン・ワン監督が、スペイン人小説家ハビエル・マリアスの短編小説「女が眠る時」を原作とし、初めて日本映画に挑んだ本作。自作以外では12年ぶりに主演となるビートたけしを迎え共演に西島秀俊、忽那汐里ら豪華キャストが顔を揃えた。他、小山田サユリ、リリー・フランキー、新井浩文ら国内外で活躍中の俳優が名を連ねている。「狂っているのは自分か。目の前の現実か。」女への執着が狂気へと変わっていく男の姿を背徳的で官能的な映像美で描く、深淵なる魅惑のミステリー。

ストーリー

作家の清水健二(西島秀俊)は1週間の休暇を取り、妻の綾(小山田サユリ)と共に郊外のリゾートホテルを訪れる。初めて書いた小説がヒットしたもののスランプに陥り、今後就職することが決まっていた健二は、妻との関係も倦怠期を迎え、無気力な時間を過ごしていた。滞在初日、彼はプールサイドで異様な存在感を放つ、初老の男・佐原(ビートたけし)と若く美しい女・美樹(忽那汐里)のカップルに目を奪われる。その日以来、健二はホテル内で彼らを見かけるたびに後をつけ、部屋を覗き見るようになっていく。部屋には、美樹の体の産毛をカミソリで丁寧にそり、毎晩彼女が眠る姿を撮影し続ける佐原の姿があった。自ら佐原に近づいた健二は、佐原と初めて言葉を交わしたものの、美樹が眠る動画を見せながら彼が放った「あの子の最後の日を記録しようと思って」という言葉に底知れない恐怖を覚える。危険を感じながらも好奇心をさらに掻き立てられた健二の行動は次第に常軌を逸し、部屋の中に忍び込むという、ストーカー行為にまで及んでいく。ある日、2人を追ううちにたどり着いた居酒屋で、健二は怪しげな雰囲気を放つ店主(リリー・フランキー)により佐原と美樹の過去を知り驚愕する。その頃、佐原の美樹に対する執着は健二の想像をはるかに超える狂気へと向かっていた。

キャスト

北野武、西島秀俊、忽那汐里、小山田サユリ


スタッフ

監督:ウェイン・ワン
脚本:マイケル・レイ、シンホ・リー、砂田麻美
原作:ハビエル・マリアス
プロデューサー:木藤幸江
撮影:鍋島淳裕

作品データ

製作年
2016年
製作国
日本
配給
東映
上映時間
103分

[c]2016 映画「女が眠る時」製作委員会

作品情報・予告編 提供:MOVIE WALKER PRESS